分林会長のこれまでのご経歴をお聞かせ下さい。
昭和18年8月28日の京都生まれです。父は能楽をやっていましたので、その影響で私も3歳のときから子方(こがた)として舞台に出ていました。学生時代には能楽部に所属し、昭和40年にアメリカに能楽を広めるため、アメリカの大学で約4ヶ月活動しました。卒業後、外資系の日本オリベッティ㈱に入社。そこで中小企業のコンピューター化を行い、又、当時の㈱TKCの創業者・飯塚会長から依頼を受けてTKC会員を増やす営業にも注力致しました。 その甲斐あって、会員数は3000人位まで増やすことが出来ました。その後、日本オリベッティ㈱を退社し、会計事務所に対して経営計画シミュレーションシステムや事業継承シミュレーションシステムの普及のため全国を講演して回り、昭和61年に税理士・公認会計士約550人からなる日本事業承継コンサルタント協会を設立致しました。
設立からこれまでの御社の歩みをお聞かせ下さい。
日本事業承継コンサルタント協会の会員の方から、「後継者がいない企業が非常に多い」という問題を解決するために1991年4月㈱日本M&Aセンターを資本金1億5000万円で設立致しました。おかげさまで2006年10月東証マザーズに上場、翌2007年12月、東証一部に上場させて頂きました。又、2000年に日本アジア投資㈱との合弁会社、日本プライベートエクイティ㈱(MBOファンド運営会社)を設立しました。この会社で2007年に㈱矢野経済研究所に投資した他、16社のM&Aに成功しました。こうした活動で、経済誌「フォーブズ・アジア」で昨年(2008年)の「Best Under A Billion」に選ばれました。「Best Under A Billion」とは、アジア太平洋地域における売上高10億ドル未満の上場企業の中から、過去3年間に渡り堅実な収益性と成長性を維持しているベスト200社を同誌が選んだもので、日本からは23社選ばれたうちの1社となります。
御社の強み、特徴をお聞かせ下さい。
全国の中堅・中小企業M&Aの仲介に特化している点で、現在まで累計600件のM&Aを成約しています。やはり強みは、中小企業に関連する全国の有力な会計事務所約230箇所、地方銀行約90行、約140の信用金庫、東京・大阪・名古屋の商工会議所、㈱ジャフコ・日本アジア投資㈱などの大手ベンチャーキャピタル等と提携して、中小企業のM&Aネットワーク網を構築できたことです。またM&A業界で唯一の東証一部上場企業であり、非常にご信頼も頂いております。
御社で働いている方々の特徴をお聞かせ下さい。
中途採用が中心で銀行・証券会社のトップクラスの営業マンが多く、その他は公認会計士になります。ゼロからM&Aマンになるための教育を行っています。昨年は、15人採用し、中途採用の年齢は28歳から35歳前後です。新卒応募者は、毎回500名程度ですが、今年は7名採用致しました。出身大学は大学院も含めて東大、京大、阪大、一橋大、東工大、慶応大です。今まで、内定辞退者なし、新卒採用から退職者なしという定着率が非常に良い企業です。社員80名の平均給与は、1,000万円位です。
分林会長が会社代表として力を入れている事、心掛けている事はありますか?
中堅・中小企業の存続と発展にM&Aで貢献することに注力しております。当社のモットーであり、私の座右の銘である「自利利他」という言葉がありますが、「自分が利益を得たいのであれば、まず他人に利益を与える」という考え方、それぞれにプラスになるような活動をすることです。もう一つ、顧客と自社に関しましては収益性・安定性・成長性・社会性を重視した活動を心掛けております。数字的なお話をしますと、創業して翌年には経常利益8,000万円を計上し、それから今日まで赤字無しで17期連続黒字を達成しております。ここ最近では、9期連続で増収増益となっておりまして、2009年3月期は、売上高40億円、経常利益16億5,100万円ですが、これを5年後には現在の2.5倍の売上高100億円、経常利益50億円にする計画です。
御社の社風をお聞かせ下さい。
自由闊達な雰囲気で、風通しが非常に良い企業です。
御社が求職者に求める人物像をお聞かせ下さい。
一言で言うのであれば「クールヘッドで、ウォームハート」。具体的に言うと、地頭が良く、営業力があり、思考能力・コミュニケーション能力も高く、前向きな人物が採用のポイントとなります。経営者と接するので、時には経営者の悩みに的確なアドバイスをし、時には気持ちを分かち合い一緒に泣ける人でなくては駄目なので、そういう意味の「クールヘッド・ウォームハート」です。そのため、教育にも力を入れています。外部から講師を招きコミュニケーション能力を高めるセミナーやプレゼンテーション能力を高めるセミナー等を毎月開催しています。また、経営の神様といわれるドラッカーの経営理論を学ぶ「ドラッカー塾」に通う社員もいます。
最後に御社を志望される方へ、メッセージをお願い致します。
弊社はM&A業務を通じて、顧客である企業各位に感謝されて、社会に貢献できる仕事です。仕事を通じて人間性が豊かになり、生活も豊かになります。弊社では、「3KM」(個人も幸せになり・家庭も幸せになり・会社も幸せになるマネージメント)の考え方を取り入れており、弊社で働く方にはぜひこれを実践してほしいと考えています。
企業の詳細はHPをご覧下さい:株式会社日本M&Aセンター







